私は自分の見たものを信じてる。

すべては愛ゆえに。ただのメモです。

『DREAM BOYS』で見たソウヤという人格の変化

舞台「DREAM  BOYS」お疲れ様でした。

9月3日〜27日、全36公演。

 

レポとかまばらに落としてたけどこの感情は今しか書けないと思うので残したい。

全て私の主観なので悪しからず……。(ほんとマジ頼みます)

あと偉そうなこと言ってますけど、ただの観劇感想文としてお読み下さい。(ほんとマジ頼みます)

 

ねぇ、猪狩くんすごくない???

 

ソウヤという役の変化は私が見る限り3回あった。

(って初日入ってないし、たくさん入ってるわけでもないが;)

 

1回目の変化は、出演者が減ったとき。

セリフの量が増え、それまで培っていた「ソウヤ」という役が崩れた。

 

それまでのソウヤは、去年よりも大人っぽく、賢い役だと思った。きちんと根拠をもって言葉を発する。憶測では行動しない。そんな理性的な部分も備えていて、去年の何倍も難しいソウヤを作ってきてて、すごいよ猪狩くん。と、思ったんだけど、そのソウヤの命は僅かだった。

 

次のソウヤはセリフが増え、役割も増えた。

繊細な、最初のソウヤの形はなくなった。

 

正直、そのときの役は性格とかどうでもよくて、物語の進行上必要な役割をこなしていた気がする。

違う人物を途中で入れるってすごいよな…。

 

例えば、「リカさんの言いなりになるのは嫌だったんだよ」というセリフ。

最初はリョウが言ってたはず。

それをはっきり言うソウヤ…ってもうそれだけで性格変わってきちゃうよね??

言うの??それソウヤ言う?みたいな。

でも初見だったらそんなに違和感無いと思う。

私も見てて余裕がなかったから記憶が定かではないんだけど(そんな記憶で語るなよ)不自然が不自然じゃないのがすごい。

これは彼だけじゃなく、演出やセリフの割り振りが大きいと思う。

もちろんその役割を果たすことが出来る猪狩くんの力量もすごい。推しだからってわけじゃなくて、ここもっと評価されても良くない?

※私は本来推しに対して厳しいタイプです。他の演者ならミスしてもいいよ〜可愛いねぇ〜〜って思えるけど推しに対しては、おまえは!!こんなもんじゃないはずなのに!!出来るのに!!何故やらない!!!チャンスは一度きりなんだぞ!!!って言葉を自室の壁にぶつけるタイプです(怖いよ)

 

 

次の変化は、増えたセリフに慣れ、新旧ミックスされた新しいソウヤに性格が出来た時だった。

 

このとき、熱血漢とか爽やかなリーダーっぽさ、大人っぽさが目立った気がする。(絶妙すぎる性格で一言で表せないのは私の技量がないから)

裏表が少なく、まっすぐ。

疑っていることなども、正直に出す。

それは彼の中での正義で、恥じることがない。自信もあるから。

このときのユウトを見守るような表情、守っているような眼差しも印象的だった。

髙橋優斗さんの演じるユウトが可愛いせいもあるけど、ユウトがどこまでも可愛い弟な性格で、ソウヤはユウトのお兄ちゃんなんだなぁって思った。

いつもの“そやゆと”とは違うので(むしろそやゆとは逆ですし)舞台上のソヤユトが新鮮でした。

ユウトが甘え上手で最高の顔面のせいか(そこでそれを言うのか私。でも言いたくなるから言わせてくれ)どこまでも可愛い弟で、とにかくユウト可愛い!!!!!!!!めちゃくちゃ可愛い!!!!!!!!

兄貴大好き、チャンプ大好き!!そりゃこんな弟欲しくなるよなぁ……。Wゆうたがまるで夫婦のように見えて、2人でユウトという可愛い息子を育てているかのようで…とにかくユウト可愛い可愛いよユウト、かわいすぎて(話逸れました)

 

話を戻したい。

 

そのとき印象的だったのは、病室でジンからグローブをもらって帰るユウトを見送るソウヤの眼差し。

女神がいました。あれは女神。きっとあれはソウヤの母性。すごく優しい表情でユウトを見送っていた。

 

で、普通ここまでだと思うんだ。

ソウヤは、最初からは形を変えてしまったけれど、ちゃんとセリフの変更にも対応し、新しいソウヤを作り上げた。

ここまででいいと思う。もう充分じゃない?

 

 

でも、猪狩蒼弥のソウヤは、最後の1週間で最終形態を出してきた。おそるべし猪狩蒼弥。

 

 

ここでまさかの登場。死んだはずの初期の頃のソウヤが顔を見せ始める。

もちろん初期と同じではない。

最初の頃にいた、頭で考えて行動するソウヤが加わった。

それはマダムとの会話や、仲間への態度。

話をしていなくても表情から随所に見られた。

視線の流れ方、体の動き。

ソウヤは今、目の前のことを頭の中で処理してる。賢い人。そんな感じに見えた。(見えた、だけですあくまでも私の感想)

ちなみにソウヤがユウトを見守る母性はこのとき消え失せた。(残念)短い人生だった。

 

 

特にわかりやすいのが、ユウタのグローブに鉛の板が入っていたとき。

最初の頃は「ユウタ!おまえ!!!」って強く言ってたと思うんだ、私の記憶が正しければ(またもやそんな怪しい記憶で話す私)

 

それが、「ユウタ、おまえ…」って。

わかりやすく文字にすると「!」がなくなりました。

感情の揺れが声に現れてるの。(私の記憶が正しければ←)

目の前で見た、鉛の板が入っていたという事実。でも、そんなはずは?なぜ?ってユウタを恐る恐る疑う声。

 

「ユウタ、おまえ…」

 

そしてユウタの顔を見たソウヤは、ユウタの表情をジッと見た。このときわかりやすく、ハッとすればいいんだけど、そんなわかりやすい演技をしない猪狩くんが好きだ。(ド直球)

ただ、ユウタを見たソウヤ。

表情ではなく、目の色の演技。

きっとこのとき、ユウタがやっていないと確信したと思う。

ソウヤの目に迷いがなくなったから。

そして、リカさんが放り出したグローブを確認する。

それは、ユウタがやっていないことを信じているからこその確認作業だったと思う。(あくまでも主観です)

 

 

それから、もうひとつ。

1幕の最後。

ユウトが誤ってリュウガを刺しちゃって、ユウタがユウトをかばってユウトからナイフを奪う。そこへ駆けつける仲間達と警官…というシーン。

 

最初の頃は警官にも掴みかかっていってたのよね、ソウヤさん。

でも、それがなくなってた。

まず駆けつけて最初にリュウガを見る、背中を向けて立ってるユウタの異変に気付き、ユウタの肩に手を置く。

腕を視線で辿っていくと、手にナイフ。

 

そして、タイショウが「おまえがリュウガを!!!」ってユウタに突撃してくる。(いや大昇と龍我もすごく良くてそれも語りたいけどまた話が逸れるから我慢する)

タイショウを止める咄嗟の判断。ソウヤ、戸惑いながらも冷静です。

 

「何があった?説明しろ!」は、いつも強く言ってたけど、最後の頃より強すぎないというか……ただ怒鳴るのではなく、戸惑いも混じった声で。眉尻下げて、すごく切なそうなんですよ。

こんなこと言いたくない、でも、わからない。

頭の中で処理していたソウヤがそう言わざるを得ない状況だったのかな、なんて。そんなソウヤが見えた。(あくまでも私の解釈)

 

 

 

 

……と、勢いで一気に書いたけど私が感じたのはそんな感じ。

いや〜〜〜〜〜っ、猪狩蒼弥、何者???

とにかく、最後の頃のソウヤはなんかすごかった。誰だよほんと!すごいよ猪狩くん!!!

 

これは努力なのか…天然なのか…。猪狩くんの他の役も見たいなぁ…

もちろんまだまだ荒削りだから…上手く育ってくれたら嬉しい……な……(誰目線)

あぁ猪狩くん………これからが楽しみすぎる。

ねぇ、誰か外部舞台で使ってみませんか?(誰宛)

 

 

 

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