猪狩蒼弥くん『堕天』の感想……なのか?
ここ最近書きたいネタが、「新社会人とは」とか「就活とは」とか「学校の課題と仕事の親和性」的なおまえ誰だよっていう見るからに社畜的なネタだったんけど、ちょっと伝記に感化されてしまい、えぇい!!Twitterじゃ文字数足りんわ!ってことでここを開きましたこんばんは。
ねぇ、2020年6月14日は何の日かわかる?
今日は世界献血者デーですね。はいはい正解です。っ!!そうだけどっ!言いたいのはそれじゃなく!!!!!HiHi Jetsの伝記で猪狩くんが『堕天』を公開した日です!!!
前作からまた読みたいと思ってたから純粋にすごく嬉しいけど……しかしこんな感じで来るとは思わなかった。いつも予想を超えてくる男猪狩蒼弥(様)
描かれた世界は今から約500年後の世界だった。
そんな世界観で来ると思わなかったからびっくりして頭が揺れたよね。まぁ私が猪狩くんのことで知ってることなんてほとんどないし、想像できる程身近な存在でもないし、正体は掴めないままだし、それ故に惹かれる部分もあるのかなって思ってるから、想像を超えたとか言うのはおかしいのかもしれないけど、とにかく驚いた。
詳しくはJohnnys webでHiHi Jetsのメンバーが毎日交代で更新している「伝記」を見てください。見て?!ねぇ見て?!
元々猪狩くんの書く文章が好きです。
それは今回のような物語に限らず、普段の伝記の軽い口調だったり改まった口調だったり、どんな雰囲気のときでもそうなんだけど、言葉に表せないけど、すごい全てが独特なの。彼の選ぶ言葉の響きがめちゃくちゃ好みです。
彼が編むのは月が印象的な文章で、人間の欲の部分も含めて非常に美しい世界でした。
上がることは下がること。上がっているつもりで落ちるのか、落ちるために上るのか。天が地となると地が天になるのか。
彼女を傷つけた天人に対しての自惚れるなは自分に向けての言葉でもあるのかな。だって命は奪ってはいないけれど、きっと“僕”も彼女を傷つけた。
天人が最後に「羽人間」と言い換えられるところなんかすごい猪狩イズムを感じましたね(誰)結局はただの羽の生えた人間なんだよ、ってことかな。
影ではなく光を選ぶ。人としての最後の尊厳、一点の光を見たくても、その時にはもう見えないほどに大きくなっていて、失った暖かさを取り戻したようにも見えたが、そこに物哀しさを感じた。
感想終わり。(単純かよ)(推しに従順なので深読みしない)
多くを語りたいけどなぁんだ結局そんな文字数いらなかったね。原稿用紙3枚くらいで終わりましたね。ってなってるから、次回「社会人とは」について書きぃぃ……ません!!!ぎゃふー!!!!
作家猪狩蒼弥さん、素晴らしいお話をありがとうございました。(ってこんなところで言っても届かないけどww)
あっ、就活とか受験とか人生の転機を迎えている方で、もしこれ読んでる方がいたら、私が『堕天』で感じたことですが、希望する場所に行くことは大事だけど、そこで何がしたいのか、しっかり自分の“声”を聞いてあげてくださいね。
この状況下でいろいろ大変だけど、応援しています。
(完)