歌で伝えるということ《Dream on/Kis-My-Ft2》
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6月22日、Kis-My-Ft2の名古屋公演に入った。
昼公演で心震えた部分があり、もしかして夜も?と、思うと夜公演もだった。
ねぇ、聞いて。
すぐ終わるから、聞いて!!!
いつも話長いけど、今回はすぐ終わらせるから!聞いて!(すでにここが長い)
Dream onのカメラ割りが憎い。
や!!まじで!これ!狙いすぎかもしれないけど、すごい私好み!!!
静岡では全体見てなくてこの撮り方だったかどうか記憶にないんだけど、今回たまたま昼公演で全体を見てたので気付いた。
前からなのかもしれない。
だから、このタイミングで素晴らしい!と言うのは間違ってるかもしれない。
ただ、素晴らしかった。
モニターに映る、映像が!
アンコール一曲目Dream onは、客席の合唱から始まる。
そのときの会場のモニターについて言いたい。
①客席大合唱
②藤ヶ谷くんのマイクへ(藤ヶ谷くんが客席の声を拾う)
③マイクを辿ると、藤ヶ谷くんがすごい笑顔。
…なんてこと!!絶望的!絵が描けない。(その前の2枚見たらわかる)
だから手持ちの藤ヶ谷くんの笑顔写真探してみたけど、この時と同じ笑顔の写真はなかった。
あの笑顔の写真がない。
いつものとびきりのSMILEなんだけど。
でも、何ていったらいいのか……あの、マイク掲げてみんなの声を聴いているときの笑顔の写真は持っていなかった。
私の中で今までで1番、という順番をつけるジャンルとはかけ離れた位置にある笑顔だった。
だから、公演に行った方はそのときの笑顔を、行ってない方は、あなたの中の彼のとびきりの笑顔を思い浮かべて欲しい。
ねぇ、これ、最高じゃないか!!ストーリー性がありすぎる!!!
①ファンの歌声
②ファンの声がマイクに集まる。
③集音しているのは藤ヶ谷くんで、マイクに入っていくように、その声は彼の耳に入っていく。
④藤ヶ谷くんは、とても嬉しそうに笑ってた。
ねぇ!!!最高じゃないか!!(2度目)
だれ?!
考えたのは藤ヶ谷くん?!スタッフさん?!
素晴らしいよ!!
そして終盤で藤ヶ谷くんの言葉が生きる。
「しっかり7人に届いてます、Thank you」
届いてる……!!!!!
届いてる!!!!!
彼が言うのは、今この瞬間の歌声のことだけじゃない。
今会場にいるファンだけじゃない。
来られなかったファン、遠いファン、みんな。
ファンみんなのことを言ってるよ。
ファンみんなの声、想いは届いてるんだ。
どわぁーっと、感情が追いつかなくなる。
彼はファンの心を掴んで離さない。
あ、私、普段北山担とか言われるんですよ。(唐突)
好きなタレントさん数々ですし、決してお花畑な藤ヶ谷担じゃないので、そんな私がこんな言い方するのすごい珍しいことだけはお知らせしておきます。
昼と夜はカメラの角度が違ったので、別のカメラになったか、もしくは藤ヶ谷くんの向いてる方向が違ったのかもしれない。
でも、絵作りは同じだった。
だからあそこは確実に、固定なんだろうなーって。
でも、このつなぎ方はすごく良い。
何がいいって、わかりやすいこと。
作り手になると、細かいこだわりが増える。こだわりって、正しい日本語で、しなくてもいいことのことね(笑)
「すごいこだわりですね!」って言うのは、意訳すると「しなくていいことやってんな〜お疲れっすー!」となる(極論)
私も映像編集の仕事をしてたときに、こだわりが強すぎてよく上司と衝突してました。
ただ、こだわりって一般にはわかりにくい。
どれだけ時間をかけたって、伝わらない。
伝わってる人もいるから無駄ではないんだけど。
でもここは、すごくわかりやすいし、恐らくたくさんの人に伝わってると思う。
わかりやすく、表現されていた。
そこが最高だった。
ただ歌詞に想いを綴ったり、メロディに想いを乗せるだけが歌で伝えるってことじゃない。
ファンの歌声も込みで、この流れが、演出が、藤ヶ谷くんの笑顔が、歌で伝えるってことなんだ。
すごく、あたたかい世界でした。
以上、 Dream onのカメラが教えてくれた演出に感極まったお話でした。
あ、藤ヶ谷くんお誕生日おめでとうございます。(ゆるい藤ヶ谷担)