作間くん、16歳おめでとう。私は貴方に謝らなければならないことがある。
作間くんへ
お誕生日おめでとうございます。
高校生になったとき、猪狩くんと「解放された」って言っていたのが印象に残っています。
2人とも大人びて見えて、中学生に見えないって言われてましたね。
きっと想像以上に「まだ中学生?!」って言葉を、そう、きっと聞き飽きるくらいに聞いて来たんでしょうね。
そして、「中学生」から解放された後は「まだ15歳?!」って呪縛もあったことでしょう。
でもね、きっと、「まだ16歳」ってこれからも言われます。
突然ですが、私はあなたに謝らなければならないことがあります。
私は、箱推しのグループはひとつと決めているので、HiHiは箱推しではありません。
でも、涼くんが去年「4人だけのライブがしたい」と話しているのを聞いて、彼ら4人、HiHi JET4人だけのライブが見たい、というのは私の願いになりました。
ですが、彼らはまだ早いと言われ、4人だけのライブはさせてもらえなかった。(まぁそりゃそうでしょうけど)(そこまで甘やかされたら困ります)
そんな中で、作間くんが加入した。
そのとき猪狩担とハモった。
「「まだ待ってくれないか」」
そう、せめて、4人だけのライブをしてからでもいいんじゃないか。
彼らは4人のライブをしたがっていた。
だから、4人のライブを、せめて一度だけでも経験させてあげて欲しい。
作間の加入はそれからでもいいじゃないか。
作間くんをよく知らない私は友人に作間くんってどんな子?と、聞いてみた。
そこで言われた言葉は
「彼は器用な子で何でも出来る。それと、とんでもなくたくさんのファンを連れて来るからHiHiは安泰だね」
なんてこと!!!
だったらなおさら、いつ加入したって良くない??
まず、4人のライブしてからでも良くない?
何でも出来るんでしょ??人気なんでしょ?
だったら、どのタイミングで加入してもいいんじゃ??
だから
「「ちょっと待ってくれないか」」
そんな思いでした。
でも、結果的に彼が入ったHiHiは正解だと思うし、もちろん最初から加入反対でもなかったし(むしろ歓迎)(作間くん好き)(見た目とダンスですぐ好きになるチョロい)だから最初に4人のライブしてあげて欲しかったなーって気持ちだけが残った。未完成でも、未熟でも、4人だけのライブが見たかった。
そこだけ。
ほんと、そこだけ。
ただ、その思いの残酷さを、知ることになる。
「元々あったグループに入ったので、自分の持っていた色を作り直してなじんでいくのに必死でした。」スポニチ2018/8/26
愕然とした。
たまたま、記者の言葉選びがそうだっただけで、本当の本当に本人がこの言葉を使ったという証拠はない。
でも、この言葉を信じる限り、すごく胸が苦しくなった。
自分を「作り直す」ってすごく、痛い。
それまで形成されたアイデンティティに手を加えるというのは、かなり、痛く苦しい。
彼は器用で何でも出来る…と、あのとき言われた友達の言葉がそのときのまま頭の中で再生された。
何でも、出来る??
え??ほんとに??
馴染むのに必死だったと話してるじゃないか。
「結果的に何でも出来てきた」だけで、それを「簡単に出来た」と思い込んでいた。
ごめんね、作間くん。
作間担の方には当たり前のことなのかもしれない。
作間くんという人がどんな人か。
でも私はそれを知らなかった。
初めての単独コンサートのクリエ。
きっと彼らは、あの初日を忘れないと思う。
そこに立つのが5人で良かった。
よかった。
4人だけのライブをしていなくてよかった。
心の底からそう思った。
だって、4人のライブをしてしまっていたら「初めての単独コンサート」を一緒に味わうことはできなかったから。
いつ入っても、例え4人の単独コンサートを終えてから加入しても、作間くんは出来る人だから馴染んだとしても、でも、初めてを一緒に味わうことは出来ないしそれを戻すことは出来ない。
それに、“もともとあったグループ”の形が出来れば出来るほどに、作間くんの負担は今回よりも大きかったはずだから。
“もともとあったグループ”が、そこまで出来上がっていなくて良かった。
まだ出来上がっていないグループに、作間くんが入ることでHiHi Jetsが出来上がったんだ。
だったらそれは、もともと5人のグループなんじゃないか。
途中加入じゃなくて、プラスαでもなく、もともとHiHiのメンバーだ。
作間くん、16歳のお誕生日おめでとう。
HiHiの末っ子なのに、猪狩くんが責められてると「末っ子をいじめるな!」って庇ってくれて嬉しかったよ。
君こそ「末っ子」で、もっと甘えていいと思う。
まだまだ4人は頼りないけど、甘えて。
甘えてよ。
去年の今頃は君のことを知らなかった私が、今は推しと同じグループにいて、こうやって誕生日をお祝いしていることが不思議です。
9月29日。
昨日、15歳最後の日のあなたを見てきました。
やっぱり15歳とは思えない佇まい。
16歳も、多分、「まだ16歳?!」とか言っちゃうと思う。
でも、これからも、そこにいてね。