私は自分の見たものを信じてる。

すべては愛ゆえに。ただのメモです。

Travis Japanを諦めることにしました。


ふっと、突然湧いてきた感情があるので、ここに残しておこうと思った。

 


人は変わりゆくものだし、変わるからこそ次の変化が楽しみで。
ただその変化が自分の望むものではないこともあって。
私たちファンは、その変化を受け入れるか、受け流すか、目を瞑るか…その権利が与えられている。


私は、Travis Japanが大好きだった。

 

今思うと「こいつら最高だ!!!!」って最高潮に好きだった時期って半年くらいだった。

すごく好きだった頃、彼らがバックについた某先輩のコンサートは、チケットが取れなくて撃沈…!!まぁ取れないものは仕方ないってゆるゆるしてたんだけど、その後で当選した公演!!私の中で、あの公演は1番です。
そう、一昨年の、Travis Japan9人のクリエ。
すごくすごく楽しかった!!
汗だくで踊る彼らに夢中になった。
あのとき世界の中心は9人だった。(重めオタク)

未だに9人の揃ったダンス、会場の一体感、階段を上がってくる彼らの姿は鮮明に浮かぶし、閑也に引っ張られた強い腕の力も、しめちゃんの柔らかい手の感触も、顕嵐の汗や冷たい手も、全部全部覚えてる。

そして……同じ場所で、Love-tuneが生まれた。
前からあったけど、今のLove-tuneが生まれた。

普段なら、ほかのグループは気にならない。
たとえメンバーが変わろうがデビューしようが気にならない。
でも今回は違う。
私の担当、阿部顕嵐がそこにいたからだ。

「やめてくれ…。」という気持ちが先に立った。
だって、見るからにLove-tuneは個の力が強い。
みんな、ひとりでも仕事が出来るしひとりで立っても絵になるし、それぞれの色がはっきりしている。
いかにも、正統派。確実に正統派。
こっちが出たら……Travis Japanはどうなる?

顕嵐は、Travis Japanから抜けてしまうのだろうか?
すごく怖くなった。
私は、Travis Japan阿部顕嵐が好きだった。
美勇人に甘やかされてる阿部顕嵐が好きだった。
宮近と並ぶ阿部顕嵐が好きだった。
くだらない話で盛り上がる9人が好きだった。パンツの話で盛り上がる9人が好きだった。

モヤモヤしながらも、サマステに入った。
あぁ…彼らが好きだなぁ…。最高だ。
やっぱり私はTravis Japan9人が大好きだった。
グッズにも、顕嵐と美勇人の姿はTravis Japanにしかなくて、ホッとしたことを覚えてる。(性格悪い)


今思えば子どもだなぁ…と思うけど、いつまでも頑なに「トラジャの顕嵐担です」と言っていた。
Love-tuneの」と聞かれると「いえ、トラジャです」と言っていた。
顕嵐が抜けても、トラジャの顕嵐担と言っていた。
まだトラジャへの残留期限が残っていた美勇人担がいたから、その子に便乗して縋るようにトラジャの顕嵐担と言っていた。


誤解を生まないように言っておきたい。
Love-tuneに対して、憎しみとか妬みとかはない。

そもそも、誰かのせいで…なんて気持ちは出てこない人種です。自己責任で生きてるタイプなんで。
ただ、Love-tuneを見る暇がなかった。
他のグループのことを見る暇はない。
だって、好きなグループがほかにいるんだから。
他所のグループのことを考えてる暇も時間も勿体無くない?
他所のグループ探ってる暇なくない?
大好きで埋め尽くしていたいよね?
だから、当時の私はLove-tuneを見ていなかったし、Love-tuneを受け入れていない顕嵐担だった。自ら盲目になっていた。(ざっくりとまとめてアンチLove-tuneみたいに見えたらそれまでだと思うけど。)

 
拡輝がいなくなったときの記憶があんまりないんだけど、顕嵐担の友人がすごく私の心配をしてくれてたことは覚えてて、多分周りから見たら結構やばかったんだと思う(笑)それでも時間が癒してくれる。


Travis Japanは7人になった。

そこに自担の姿はなかったけれど、私はいつまでもTravis Japanを諦められなかった。


2017年のJr.祭でトラジャの美勇人担と会ったときのこと。
約束してないのに、ばったり会って、「わーー!!運命的!」と、騒いでからの、キスマイは必ず行こうと誓い合った。
私は2017年のキスマイはゆるゆるっと、行けるところに行くだろうなぁって思っていた。
でも、トラジャ!!!これは!!行けるだけ行くしかない!!という話になった。
「顕嵐いないのに行く?」と聞かれたとき、私は「もちろん」と即答した。
だって彼らが好きだったから。
顕嵐はいなくても、まだ、Travis Japanは私の好きなグループだった。

 

自担のうちわを持たずに入ったキスマイ。
花道横のお席が来たとき、目の前でしめちゃんがずっと踊ってた。
うちわで、Travis Japanが好きだと伝えた。
「担当はいないけど、Travis Japan全員が好きだ」と伝えた。
しめちゃんは、‘担当はいなくてもいいよ’って言ってくれた。
ファンサ落ちしないタイプだし、自担のファンサとかいらない、なんなら遠くから舐めるように見ていたいタイプの人間だけど(あ、気持ち悪いかな?ごめんね?キモオタだから私)顕嵐担を続けながらTravis Japan箱推しをしていていいのか内心は揺れていた私にとって、しめちゃんのその返事はすごく心強かった。
Travis Japanを、応援していくと決めた。
諦めたくなかった。
形が変わって、自担がいなくても、7人になっても、私が好きなTravis Japanだったからだ。

 

キスマイお得意のオーラスは追加公演というサプライズにて、オーラスの地が仙台に決まった。
キス担だけど、ゆるいキス担なので、ただのオーラスだったら、行かなかったと思う。
でも、美勇人担と、最後まで見なきゃいけないと話していた。
今の彼らは、今しかない。
イムリミットはそこまで来ている。刻一刻と迫ってきている。
追われるように飛行機を取り、チケットは友達が当ててくれて(笑)仙台に飛んだ。
仕事をどうにかしなきゃいけなかったけど、上司と喧嘩して、なんなら仕事は辞めてやるって勢いだった。オタクなめんなよ。
そのあと上司のパワハラは酷くなって、私は病気になったけど、私には彼らより大事なものはなかった。

キスマイのオーラスなのか、トラジャのオーラスなのか、もう何のオーラスかわからないぐちゃぐちゃの感情で仙台にいた。

 

 

そして、Travis Japanは5人になった。

任せろ!5人になっても!!!最後の1人になっても!!!私は!トラジャを諦めない!!!トラジャをずっと応援する!!

5人になったばかりの時はそんな気持ちだった。

 

気持ちの変化はえび座で夢ハリを見たときだった。

 

具体的に言うと批判みたいに聞こえる可能性があるから敢えて言わないけど、でも、自分の中で自分の違和感に気付いてしまった。

気付いたときは、悲しくて、初めて泣いた。

これまで泣かなかったのに。日生劇場で、一緒に入った橋本担が隣でヨシヨシしてくれてたなぁ…。

私の気持ちは戻って来なかった。

 

 

5人になったTravis Japanは、また、7人になった。

そしてそれは…その変化は、完全に私の好きな形じゃなくなった。
Travis Japanを応援していくと決めていたけれど、でも…。


でも、それもここまで。

2017年12月。

私はTravis Japanを諦めることにした。

 

ほかのグループがあるからとか、極端に言えばLove-tuneがあればいいからとか、そういうわけではない。決して。断じて。

9人は9人だけのものだし、代わりはいない。

私の中のTravis Japanが抜けた穴は、穴のままだ。決して埋められない。

ただ、その穴を埋めようと必死になるのは、やめようと思う。

私はTravis Japanを諦めた。

 

新たなメンバーの加入によって、7人で新しい道を歩み出した彼らに、過去を愛する私は必要ない。

ここでも誤解を生まないように言っておくが、松松は好きだ。
まつくのお写真は4年くらい前にジャニショで買ったことあるし、ジャニーズJr.を目指していたときは元太の私服を真似してたくらいだし、彼ら2人のことは普通に好き。
ただ、過去のTravis Japanに執着する私は、彼らにとって百害あって一利なし。

新しい道を歩み始めた彼らの道に、私は必要ないと思った。

まぁ、オタクって趣味だしね?私は、ただのファンの1人だしね?いなくなったところでどうってことないっしょ!!(笑)よっしゃグッズぅーー!!!買うぜーーー!!!!お金落とすぜーー!!わっしょーーい!!ってタイプの気持ち悪いファンがひとり去っただけです。
実際私の友達のトラジャ担は、9人時代を知っている人が誰もいない。
グループが新しくなり、新しいファンを獲得する。彼らの魅力が広がった証拠。とても喜ばしいことだ。

友人たちには自信をもって彼らを勧めている。

 

 

私の好きだったTravis Japanが収められているDVDが発売された。

 

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『LIVE TOUR 2017 MUSIC COLOSSEUM』

2017年キスマイアリーナツアーのDVDです。
トラジャの無駄遣いと言う人もいるけど、彼らの良さももちろん出てる。出てないわけない。だってトラジャだぜ?トラジャは最強だぜ?

彼らがバックじゃなかったらあの形にはならなかったと思うし、バックのお仕事に徹底してる彼らはプロで、とにかくかっこいい。
是非お買い求め下さい。


欲を言うとOne kiss前の演出は初期の方がかっこいいんだけどな…横アリの映像なので仕方ない…。(小声)如恵留の森蘭丸のような傘持ち…閑也と北山くんのわちゃわちゃも…充分に収められていないのが残念だが…(小声)

 

 

Travis Japanを諦めてから2ヶ月がたった。

 

そして今、急に思い出したことがある。

2年くらい前だったか…。Travis Japanが揃って都内を歩いてる所に出くわしたことがある。

あーいるなぁ…って程度だったが、すれ違ったときに、あれ?!もしや揃ってる?!って気付いて(遅)
彼らは普通の青年で、楽しそうに笑っていて。

何故か急にそれを思い出した。

 それはそれはとても美しく、彼らが大好きだったなぁと、私の心に落ち着いた感情がコトンと降りて来た。


だから、‘無理しなくていいじゃん。楽になろうよ’と思えた。
どこか過敏になりすぎていたのかもしれないね。

 

彼ら、ひとりひとりの笑顔が続きますように。笑顔が絶えませんように。
彼ら、ひとりひとりの夢が叶いますように。

彼らはいなくなってしまったけれど、私にとって、彼らは永遠。過去は永遠だから。
私は、Travis Japanがこれからも大好きです。

 

 

......We are TJ!!

 

 

 

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#TravisJapan