MUSIC COLOSSEUM/Kis-My-Ft2
Kis-My-Ft2のアルバム「MUSIC COLOSSEUM」の大して聴き込んでいない感想を落としたい。
聴き込んでないのに?ネタ?と、思うかもしれない。
いや、大真面目だ。
聴き込んでいないと言うのは時間がないとかそんな話以前に『聴き込んでいない』今の時期が重要なのだ。
現時点の感想って、まるで変声期の少年のように、一瞬ですぐに忘れ、戻れないものだから。
そりゃあ耳馴染みのある声だもの、聴き込んだら、それはただの好きになるに決まってる。
だから、今のうちの感想を残しておく。さしずめ、変声期を終えた頃の自分に向けてといったところ。
まず、一通りフラットな状態で聴いた。
最初のイメージは、KAT-TUN5人時代、だった。
いや、すみません。
どの曲がどうじゃなく、声のバランス、曲調、あの5人の声が蘇った。
次は亀梨パート来る!!と、予想して、あれ?声が違う…そっか!キスマイだった!と、何度か戻されることがあった。
だから、最初の感想は『好きな世代にはぴったりハマるであろう楽曲』だった。
この時点の私の気持ちは特にないっす、さーせん。
つまりは、最初の印象は、私が聴き慣れているキスマイとは違うということだ。
そこで、第2の感想『藤北の無駄違い』
この感想に良いも悪いもない。
ただ、私は藤北好きだ。(知ってる)
寝ても覚めても藤北藤北言ってる。(知ってる)
藤北藤北藤北、藤北のためなら何だって出来る。
その私が感じるのは「藤北の無駄使い」。
「無駄使い」ってマイナスの意味では言ってない。
本当の本当に、本音の本音で。(逆に怪しい)
無駄使いって、同意義ではないけれど、『贅沢』なんだ。
だから「贅沢な使い方してんなーもったいない」と言ったところ。そして、これも決してマイナスの意味ではない。
だから、第3の感想が『挑戦してる』だった。
そこでハッとした。
あぁそういえば、彼らは「攻めた」「攻めている」を、宣伝に多用していた。
正直それほどメンバーの宣伝文句って注目することないので(失礼)すっかり忘れていた。
でも、攻めるってこのことか、と、すぐに納得した。
以上。
最初の感想である。
初めて聴いたとき、最近のキスマイの姿が一切なかった。
これが、第1の感想『KAT-TUN5人時代』である。
他グループに例えて申し訳ないが、他に言葉が出ないのであしからず。
頭の中のキスマイとは別だから、とっさに記憶から近いものを絞り出してきたのかもしれない、あくまでも、記憶から。
そして、『藤北の無駄使い』
この人類史上最強のシンメ(※強火藤北担故の脚色有り)の使い方を中心に、今までのファンが好きだった物や、こうすりゃ売れる、といった物から一回離れている。
それらすべては『挑戦』である。
攻めている。
これまでのファンを失うかもしれない。
今まで通りのキスマイなら“守れた”かもしれないのに、そこは、守らずに攻めてきた。
と言ったところか。
実際、2回目に通して聴いたとき、彼らは自分達のために歌っているように感じた。
あ、これも、別に悪い意味じゃなくて。
今までよりも、今回の曲の方が彼らは好きそうだなーって感じ。
良い具合にバラバラな趣味。
だから余計にそう感じた。
でも、このアルバムはツアーで完成させてくれないと困るよ。
これだけバラバラになっているものをどう組み立てるのか、その部分が楽しみで仕方ない。
この感じ、「えぇ?!意外!!!ツアーめっちゃいいじゃん!!」ってなる期待しかない。
期待。
期待しかない。
彼らが、攻めの代償として失った守りの部分が、良い意味に働いてくれることを期待する。
だってこんなに心にひっかかるもの置いていって「はい終わり」って放置はないでしょう?きっと。…と、信じたい。
だって、アルバムがあまりにも未完成だから。(何度も言いますが、いい意味で)
欲を言えば、ツアーに入れない方にも沿った内容にして欲しいよなぁ…という気持ちはあるけど。
そして、この次のアルバムがすごく楽しみになりました。
だって、攻めた次だよ??
藤北を贅沢使いしてからの、次だよ??
藤北出し惜しみしてんだよ??!!
ってことは、えぇぇもう藤北大爆発するのでは!!!
楽しみだ!!!!!
すごく!楽しみだ!!!
って、まずは今回のMUSIC COLOSSEUMね(笑)
これから日々の生活の中で、ゆっくりと聴き込んでいきますが、そのとき、感じ方は変わるのでしょうか?
変声期後の私へ(笑)
そして、ツアーへの期待を逆の意味で高めてくれたことを記して終わる。
2017.2.6